2018/08/15 23:36

私の住む福岡県八女地方はたけのこ栽培面積が全国一です。
しかしながら、そのほとんどが荒れ果てた放置竹林となっています。
私はこんな放置竹林が大好きです!

竹は無限の資源であり、たけのこの収穫はもとより孟宗竹を有効活用していけば、農業資材としてや生ごみコンポストやぬか床などの生活資材としても活用できるからです。
たけのこの収穫には表年と裏年があるものの、孟宗竹は気候変動がほとんど影響しないという、まさに農家にとってはありがたい天然資源でもあります。このありがたい天然資源ですが、ほとんどの筍栽培農家は利用していません。タケノコの収穫が終われば、間引きはするものの、あとは放置しているのがほとんどです。

実に「もったいない」ですね。


たいら農園のように機械を使っての竹パウダーや竹堆肥を作り、活用している農家は皆無です。

孟宗竹を伐採して野焼き(ポーラスといいます)すれば、機械を使わなくても竹堆肥は作れるんですが、そんなことすらやっている農家は数少ないのが現状です。
ポーラスで作った竹炭は土壌改良材にもなるし、消臭効果や雑草抑制といった活用もできるのに、もったいないですね。

今年はこんな放棄竹林を4ヶ所借り受けることができました。竹林面積は、約80アールほど。借り受けるというよりは「お前に任せる」といった感じです。
金銭的な賃借料は一切の必要がなく、大釜で湯がいたタケノコをお裾分けでもっていくだけのスマートな田舎の賃借事情はこれで十分なのです。

このような放置された竹林ですが、春先の筍収穫はもとより、メインである竹パウダーや竹堆肥の製造には欠かせないことなのです。

耕作放棄地や放置竹林は、まさに「宝の山」といったものです。